英国政府アフリカ人虐待に補償検討

時事ニュースによると1952年から1960年に起こったケニア独立組織マウマウ団に対してイギリス政府が補償を検討していると6日付のイギリス紙ガーディアンが報じた。1963年に起こったケニアの反英闘争においてマウマウ団にイギリスが拷問をで1万人が死亡したもの。長い間イギリス政府はケニア政府に丸投げしていたが

 

日本ではなじみがないかもしれないが、私はこの問題を映画「おじいさんと草原の学校」を見てこのことを知った。この映画は80歳になった老人が勉強をしたいとケニアで小学校無料化に伴い小学校に入学した物語です。おじいさんが若い頃はマウマウ団でイギリス人に暴行を受け教育を受けることができませんでした。そして90歳で亡くなるまで小学校で学び続けたという実話に基づく映画です。

 

その映画の中でイギリス人が現地人を使って拷問をするシーンがいくつも出てきます。それらを見ていてそれでも戦い続けたマウマウ団と独立後補償がない生活で貧しい生活を強いれていた元マウマウ団の人たち。

 

私はこの映画を見て「戦う」ことのすごさを見た気がします。でもこれは他人事ではありません。日本も今後戦うことが出てくるかもしれません。そのとき自分はどのような態度をとれるのかわかりませんが、でも6年の長きにわたり訴えてきた人権団体の執念に拍手を送りたいと思います。

 

欧米は長い間アフリカを植民地化して多くのアフリカ人を奴隷として扱ってきました。独立後もアフリカの資源を自分勝手にしてきたと思います。(今は中国にかわろうとしていますが)そして、それらの補償をはたして欧米がしてきたのか疑問に思います。

 

しかし、マウマウ団のイギリス政府の補償はひとつのアフリカ人の人権を無視したことへの謝罪の第一歩になるように思います。アフリカの経済成長は中国に次ぐといわれています。欧米も日本もいままでとはちがうアフリカ諸国との関係を築く必要があるのかもしれません。