東京都心のミツバチプロジェクトから見えるもの

日本農業新聞の4月16日の記事で鹿島と八重洲ブックセンターと協力してブックセンター屋上にミツバチ2万匹を飼育するプロジェクトを設立したそうだ。数年前から銀座にミツバチを放して皇居の桜のはちみつとして売り出した養蜂業者があり、また大阪でも阪神が梅田の屋上にミツバチを飼育して採れた蜂蜜を販売するという記事もあった。

 

最近大都市で春になるとミツバチを飼育して蜂蜜を採取することが静かなブームになっていると思う。良く聞かれるのだけれど車がたくさん通る都心で果たして蜂蜜はおいしいのかということを聞かれる。

 

私の答えは、田舎の蜂蜜に比べれば味は薄いがおいしい。しかしなぜこのように都心に春に東京に養蜂をする傾向があるのだろうか?

 

1.都心梅田などは実は緑が多い

東京や大阪のイメージと自然はマッチしないとおもうけれど、実は日本の都会は公園が多く、自然がけっこうある。都会の多くの花は桜にせよ春に咲く花が多い。そのために銀座などは移動式養蜂で春のみ蜂蜜を採取する。でも養蜂する人は都心で一つのグループで1群~数群なので儲けよりもイメージアップのためにしていると思う。

 

2.環境問題と養蜂

2008年にみつばち失踪事件以降みつばちを増やそうということで、大都市でもみつばちを飼育する傾向が出てきた。個人的な見解だがなんかみつばちを環境問題解決のひとつのツールとしようとする傾向があるとように思われる。

 

3.自治体と企業のイメージアップのため

環境問題についてのみつばち失踪事件は自然破壊のイメージで日本に浸透していった(実際は外国の伝染病でミツバチが輸入できなくなったため)そして、ミツバチを増やすことでよって環境問題に真剣に取り組んでいるというアピールを自治体や企業が行うようになった。しかし、前のブログに書いたことだけど、日本のミツバチは絶滅に近い状態なのでどのように日本ミツバチを増やすことが出来るかを検討したほうがいいと思うけれど。