マラウイハニーが国を動かす!?

こんにちは、水野です。昨日マラウイの地元新聞ニカヤタイムズの電子版に興味深い記事をみつけました。

 

その記事がこちら マラウイ大統領がマンゴー農業会社視察

 

内容としてはマラウイのサリマというところでマンゴー農場を2011年11月に設立した。マンゴーをヨーロッパに輸出を計画しているのだそうだ。そして200人の雇用を確保でき、また新たに500人の雇用の確保を目指す。ジョイスパンダ大統領は「この事業により国民の雇用増大につながる」として評価したそうだ。

 

日本では信じられないがマンゴーはマラウイにとって価値が低く、「貧しい人たちの食べ物」というイメージが強い。なので、マラウイではマンゴーなどはほとんどタダみたいな金額で売られていたり、飢えをしのぐために食べる価値のないものだったりする。

 

しかし、マンゴーの日本での価値を教えた人がいる。それは実は私、水野だ。私は年に何回かJICAの外国人受け入れ事業の講師をしている。講義内容はマラウイハニーの日本マーケットの実例であるが、私がマラウイに自費で訪問した際にマンゴーがたくさんあることに注目した。マラウイの人たちは理解してもらえなかったが、私がマンゴーの蜂蜜を日本で販売するなかで、このマンゴーの蜂蜜は日本で特にアフリカのファンの人に人気があり、マンゴーに注目して、これを実例にしていかに、(マンゴーをいかに売るかということではなくて、このマンゴーは買った人にとってどのようなメリットがあるかを考える必要性を解いていた)付加価値をつけて売ったらいいのかの講義を私はアフリカのお役人の受講生にしつづけていた。

 

いつもその話をするとマラウイの受講生は驚く。JICA専門家にしてもマラウイは当たり前にあるので、マンゴーの価値があるなんて理解できなかったらしい。まして、JICA専門家は特にビジネス関係だと日本で販売経験がない人がほとんどなので仕方がないのかもしれないが。

 

今回のマンゴー農業会社の記事はマラウイ国民にとってマンゴーは価値がない商品ではないということをアピールする目的があるのだと思う。そして、数年間私が講義した内容の一部が国を動かす可能性があることは、とてもうれしいことだ。