マラウイハニーがフェアトレードマーク取得しないわけ

こんにちは、水野です。

よくある質問に

「マラウイハニーはなぜフェアトレードマークを認証しないのですか?」

とあるのですが、きょうはその質問に答えたいと思います。

 

1.フェアトレード認証はお金がかかる

いちばん大きい理由はこれです。やはり何十万と費用が認証だけでかかります。

うちは零細なのでそれだけの費用は認証のためだけに出せないというこです。

 

2.フェアトレードの認証で儲けているのはだれなのか?

フェアトレード認証で一番儲けているのはだれだと考えてみました。この認証で勿論末端の生産者の儲けの割合が一番大きいのなら、もう少し検討しますが、私の推測では、儲けているのは「農場の地主」「経営者」と「認証業者」ではないかと思います。

誤解してもらっては困りますが、私は儲けることは悪いことだとは思いません。儲からないと事業継続が成り立ちません。ですので儲けは必要だと思います。

 

3.フェアトレードマークのマーケティングから見えるもの

私はこの認証ビジネスはBOPビジネスにおいてとても有意義なものだと思います。一般的に最貧国の品質の悪い商品を高いお金で買う人はいません。ですので、最貧国の商品を社会貢献事業とミックスして最貧国の商材をブランド化したフェアトレードマーク認証は大きな意味があると思います。

しかしマーケティング的に考えてこのビジネスを成功するには資金と人材が豊富にある大手企業と組まないとやはりブランド化は難しいと思います。

特に欧米の大企業のなかの理念に「社会貢献」をうたっている企業は少なくありません。しかし、その社会起業を見える形にするために「フェアトレード」というブランドと協力することで目に見える社会貢献のひとつを消費者にアピールすることが出来ます。両者の思惑が一致してできたブランドだと思います。私は最貧国に携わっているものとして、はたしてこれがフェアトレード認証されている組合の末端の労働者が潤っているかと考えた時に私は疑問を感じることがあります。全部とはいいませんが、経営者のみが潤うこともあります。

 

4.消費者から見たフェアトレード商材

日本におけるフェアトレード商材を購入する層の多くは富裕層です。彼らのフェアトレードのイメージは良い商材だから買うということよりも、「寄付」的な意味合いが強いと思います。ですので大震災などがあると彼らはそちらに目がいき資金を投入するので大きなダメージを食らうことを理解したほうがよいと思います。わたしはフェアトレード+日本的な付加価値を合わせた商材が今後は必要だと思います。あとフェアトレードだから品質は悪くても良いというイメージを持っている販売者がいますが、そのような商材は一度は買いますが、リピートはしません。デザインでごまかしても日本の消費者は厳しいです。

 

マラウイハニーの場合はフェアてトレードという面と珍しい蜂蜜という面がありますので、色々と使い分けて販売しています。 多様化の時代どのようにブランドを作りマーケティングをしていくのか試行錯誤ですがなんとかやっています。