アメリカ大統領 アフリカ援助を回避

 

アメリカのオバマ大統領が、G8主要8カ国首脳会議で、アフリカの貧困撲滅のための資金援助を暗に拒否しました。オバマ大統領は、G8サミットの前に、「G8の政府部門は、アフリカの貧困や飢餓対策への資金援助の提供において、民間部門と同様の措置を行う」と強調していました。オバマ大統領は、「民間部門は、アフリカの貧困国におよそ30億ドルの支援を割り当てている」とし、G8諸国の首脳にも、同様の措置を呼びかけていました。

G8サミットでは、ヨーロッパ諸国の問題についても話し合いが行われますが、この会議の傍らでは、毎回、アフリカの食糧問題に関する会合も開かれています。そのためオバマ大統領は、ベニン、エチオピア、ガーナ、タンザニアの首脳に対し、G8サミットへの参加を呼びかけていました。オバマ大統領は、アメリカの歴代大統領と同様、世界やアフリカの貧困国での栄養不良、飢餓、貧困の撲滅を支援する運動を率いると主張しています。しかし、彼の行動は、この主張とは反するものであり、オバマ大統領が、G8サミットで、アフリカの貧困への資金援助を回避したことが、それを物語っています。毎年、数百万人のアフリカ人が、食糧不足、そして、栄養不良や飢餓による病気を理由に、命を落としています。2011年に東アフリカ、特にソマリアが深刻な飢饉に見舞われたことも、アフリカの状況を悪化させました。国連や救援機関の統計は、飢餓や空腹による死者の数の多さを物語っており、それは、アフリカの飢饉による通常の結果のひとつです。こうした中、アメリカやヨーロッパなど、世界の先進国の国民は、毎日、贅沢な生活を送り、大量の食糧を無駄にしています。それにも拘わらず、G8諸国の首脳は、社会の浪費を抑え、その費用を貧困国への援助にまわそうとはしていません。G8首脳は、今回のサミットの最終声明で、「農業部門への投資を強化し、アフリカの数百万人を貧困から救い出す」と発表しました。この声明ではまた、「アフリカの食糧の安全のために、新たな同盟を結成する」とされています。しかし、実際、G8首脳の主張は、国際世論の注目をひきつけるための措置であり、良心的で人道的なふりをしながら、実は欺瞞的な目的を持ったものだと言えます。G8の最終声明によれば、彼らは、貧困国への援助の取り決めにより、今後10年で、世界の5000万人を貧困から救うとしていますが、このような主張は、今回のオバマ大統領によるアフリカへの資金援助の回避を考えると、今からすでに、空虚なものであることが明らかなのです。

ラジオイランのニュースより

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これは、マラウイのニュースではないのですが、マラウイのニュースにもあり、日本訳があったイランラジオをここに掲載しました。 イランのニュースなので反米な内容ではあるけれども、今後アフリカ援助の一つの分岐点になるのではないと思います。 

アメリカも今、経済的に大変なわけで、私の持論であるけれど援助よりも

彼らが持っている潜在的なものを発掘し、それをビジネスとして発展させる支援の方が今後大切になっていくと思います。